About Us当院の特徴

当院のコンセプト

Who We Are (since 1980):

私たちは、大分市で1980年から地域に根差して開業してきた岸本歯科(南津留)の分院として、新たに開院した歯周病とインプラント治療に関連する治療のみを専門的に行なっている診療室です。地域の皆様が多様性のある歯科医療をご自身で主体的に選択できる様に、より専門分化された診療室となっています。

医院外観

大分ペリオデンタルオフィスの“ペリオ”とはPeriodontitis(ペリオドンタイティス=歯周病), Periodontist(ペリオドンティスト=歯周病専門医)の接頭語であり、歯周病(Periodontitis) は”Peri-=「周り」, odont=「歯」, itis=「炎症」“を意味しています。我々大分ペリオデンタルオフィスは「予防・歯周病治療」と「教育・啓蒙」の2つの柱を中心に地域に貢献していくことを目的としています。

「予防・治療」に関しては、アメリカ歯周病専門医による歯周病の予防・治療によって直接的に患者さんの口腔健康の向上を、「教育・啓蒙」には患者さんへの適切な歯周病に対する直接的な教育・啓蒙によってその患者さんや周りのご家族へのヘルスリテラシーを間接的に向上させ、また、適切な歯周病に関する情報発信によって地域の多くの人々に歯周病に関する啓蒙を行っていきます。

今までに多くの方々のサポートがあり今の自分があると思っていますので、地元である大分への社会貢献や人材育成などにも貢献していきたいと考えています。特に若い歯科医師や衛生士の育成は大分の歯科医療の質の向上に最終的には繋がっていくと思いますので、大分の歯科医院と連携して少しでも寄与していきたいです。

治療計画の説明

実際に、同じようなコンセプトや志を持った大分の歯科医院とOita Periodontics Educationというコミュニティを2018年から構築し、3年間継続して歯科医療従事者への教育を行なっています。また、母校である長崎大学歯学部でも臨床准教授として月に1回研修医と大学院生など次世代を担う若い歯科医師へ臨床教育をしております。

地域の人々にも、「歯周病と全身疾患」というテーマで大分合同新聞の朝刊に13回連載を行なったり、患者さんのためのセミナーを行なったりして啓蒙活動も継続して行なっております。

For Your Smile:

食べることや笑うことによって患者様に人生を楽しんでいただくために、病気の予防や治療を通して長期的にあなたの生活の質を維持、向上することに我々は貢献していきます。

Why We Do:

なぜ歯科で専門医のオフィスが必要
なのでしょうか?

歯科には専門分野がいくつもあるのを
ご存知ですか?

皆さんは歯科にいくつの専門分野があると思いますか?歯科医学を振興することによって歯科医療を向上し、国民及び人類の福祉に貢献することを目的とする学術研究組織である日本歯科医学会には合計で43もの専門・認定分科会(25の専門分科会と18の認定分科会)が存在しています。それぞれの学会が認定医や専門医制度を有しており、同じ学問分野でもいくつか学会が存在しておりそれぞれが違う基準の専門医制度を持っています。

診療室

このような専門資格を有している歯科医師のどのくらいが専門分野だけの歯科医療を提供しているでしょうか?正確にはわかりませんが、矯正歯科分野以外は、専門資格を有している歯科医師でも専門外である他分野の歯科治療を提供している場合が多いと思われます。歯科医院に行けばそこで全ての治療が完結するのが当たり前なのでしょうか?

一方で、アメリカでは2020年時点で12の専門分野がアメリカ歯科医師会( National Commission on Recognition of Dental Specialties and Certifying Boards)によって認可されています。欧米では専門資格を有した歯科医師は、自分の専門分野に特化した治療に専念していることがほとんどです。

その理由の1つは、数多くある歯科分野の1つでさえも医学情報は莫大で近年加速度的に蓄積され変化しており、高いレベルで知識や技術をアップデートいていく必要があるからです。それが患者さんの利益に繋がると私は考えます。

さらに、アメリカでは各専門医の社会的認知度も高く、歯周病専門医は“歯医者”ではなく“ペリオドンティスト”として広く認知されています。日本でも歯医者だけではなく歯周病専門医や歯内療法専門医などの各分野の専門医の認知度がより広がっていく事で患者さんの利益につながり、患者さんにとって主体的に治療・医院を選択できる選択肢も広がっていくのではないかと考えます。

では日本でどのくらいの歯科医師が専門資格を有しているかご存知ですか?厚生労働省のデータによると歯科診療所において広告可能な専門資格を有する歯科医師の割合は3-4%です。つまりおよそ96-97%の歯科医師は広告可能な専門資格を有していません。それにも関らず、日本では欧米のような歯科診療所が連携して質の高い医療を提供するようなスタイルでは治療が行われていません。

口腔除菌機器

その一方で、2035年の厚生労働省の保険医療2035提言書では、2035年に向けた課題として疾病構造の複雑化や多様性、専門細分化などが課題として挙げられています。同様に、「関係するサービスや専門職・制度間での価値やビジョンを共有した相互連携を重視し、多様化・複雑化する課題への切れ目のない対応をする時代への転換」を目指しています。

我々は専門分野に特化した歯科医療を提供し、他分野の得意分野や専門分野を有する地域の歯科医院や医科と連携しながら、時代の変革や我々のビジョンに沿って継続的な新しい歯科医療の価値を患者さん自らが主体的に選択できる1つの重要な選択肢となることを目指しています。

医院の特徴

1. アメリカ歯周病専門医について

  
岸本先生

歯科の場合の海外留学には、大きく分けて研究留学と臨床留学とがあります。日本の歯科医師の“留学”は前者の研究留学であることがほとんどです。

この場合は、海外で患者さんの治療などは行わずに研究のみを行なっています。

また、海外での数日間研修コースなどはお金を払えば誰でも受けることができるものです。

一方で、アメリカの臨床留学の専門医プログラムでは、授業や試験とプレゼンテーション、患者さんの治療を通して2−4年間週5日間専門分野のみ集中して学ぶというものです。

つまりもう一度、大学に通い直すという感じです。卒業するためには患者さんの症例をある一定数クリアする必要があり、様々な治療に対して指導教官の審査をクリアする必要があります。

この数年間のプログラムを卒業した歯科医師のみが専門医となれるのです。また、アメリカの場合は歯科医師の社会的地位が高く人気の職業であるため、歯学部や専門医プログラムに入ることは非常に難しいといわれています。

さらにはこの専門医プログラムはアメリカ歯科医師会から認定されておりプログラムの質や施設基準なども管理されています。

一方で、日本の専門医制度は新たに大学に通い直すなどは必要なく、開業医でも基準を満たせば診療しながら取得できます。さらに、同じ学問分野でもいくつかの学会が存在している分野もあり、それぞれが異なる基準の専門医制度を有しています。

日本の専門医の先生の中には本当に素晴らしい技術や知識を有している先生もたくさんいらっしゃいますが、アメリカの専門医制度と日本の専門医制度との大きな違いは、アメリカの専門医制度では専門医全員が数年間の専門医プログラムを卒業しているため教育の質にばらつきが少ないことだと思います。

また、同じ専門医プログラムを卒業した教授に指導を受けることができるので、教える側の教育の質も高いと思います。

アメリカ歯周病専門医に
求められるものは?

治療中

Cobbらの報告によると1980年と2000年のアメリカの3つの州(ミズーリ、アリゾナ、フロリダ)において、歯周病治療を目的に一般開業医から歯周病専門医へ紹介された患者さんの特徴を比較した結果、疾患の重篤度、欠損歯数、抜歯を予定された歯の数は20年間で増加していたことがわかっています。

この結果は近年の治療の多様性と専門医への紹介の遅れが歯周病の病態の悪化に影響を与えている可能性が示唆されています。(Cobb CM et al. Periodontal referral patterns, 1980 versus 2000: A preliminary study. J Periodontol 2003;74:1470-1474.)

同じグループによって報告された2006年のDockterらの報告では、ミズーリ州、カンザスシティにて一般開業医から歯周病専門医へ紹介された100人の患者さんについて調べた結果、74人は重度慢性歯周炎と診断され、29.8%は歯周病専門医によって2歯以上の抜歯を計画されたことが報告されています。

このことは本来歯を残すための技術や知識を持っている歯周病専門医のオフィスに来た時点でそれらの知識や技術が使えないほど重度に歯周病が進行していることを想像させます。

また、興味深いことに一般開業医での歯周病治療は病気の重症度によって変化しなかったことも明らかになりました。(Dockter KM et al. Relationship between prereferral periodontal care and periodontal status at time of referral. J Periodontol. 2006 Oct;77(10):1708-16.)

つまり、地域における適切な歯周病の診断、適切な歯周病治療、適切なタイミングでの歯周病専門医への紹介が非常に重要であるということです。実際に、私も3年前に日本に帰国して以来、もっと早く自分のところに来てくれていれば助けられたのにという患者さんを何人も診てきました。

このような患者さんを少しでも減らしたいという思いから歯周病専門医は地域の人々の歯周病の啓蒙をし、地域の一般開業医や歯科医療従事者を教育し適切に連携することで初めて患者さんの本当の利益に還元することができると私は考えます。

また、口の中が健康な人や歯肉炎の人、あるいは軽度の歯周炎の人や歯周病のリスクが低い人を歯周病専門医が診てもあまり一般開業医での治療と違いがないと思われます。

大分駅付近

中程度から重度の歯周病の患者さんや若くして歯周病になるようなリスクの高い患者さんに対して歯周病専門医の技術や知識が歯を残すために非常に価値があると考えます。

アメリカ歯周病専門医なら
できる難しい症例

歯周病学会証明書

アメリカ歯周病学会の歯周病のマネージメントに関するガイドラインによると、患者さんの利益を中心に考えた一般開業医と歯周病専門医の連携を推奨しています。

全身疾患を有する患者さんや歯周病のリスクがある患者さん、さらには医科的・環境的なリスクがある患者さんについては一般開業医と歯周病専門医が協力・連携しながら診療することを勧めています。

一方で、歯周病専門医によって治療が行われ患者さんに利益があると考えられるのは、重度の歯周炎、侵襲性歯周炎(年齢の割に歯周病の進行が早い患者さん)、分岐部病変(歯の根の間にできる歯周病で歯の喪失に大きく関わる病態)、垂直性骨欠損に対する治療、アブセスや急性期の歯周病、顕著な根面露出と進行性の歯肉退縮、インプラント周囲炎が挙げられています。

(Krebs KA, Clem DS 3rd; American Academy of Periodontology. Guidelines for the management of patients with periodontal diseases. J Periodontol. 2006 Sep;77(9):1607-11.)

2. 医療機器・設備

歯科用コンビームCT
「Veraview X800」

機器の役割

3次元イメージによって正確な診断を行う(特にインプラント治療や根尖病巣に関して)

患者さんへのメリット

歯科治療には、原因が何なのかを出来るだけ正確に把握してから治療の計画を立て治療を行う必要があります。

CT

しかしながら、患者さんの症状や状況に関していくつかの原因の可能性が考えられるというシチュエーションがよくあります。

そんな時に歯科用コンビームC Tは原因が何かを把握するのに有利な場合があります。当院では出来るだけ低照射線量で目的に応じて撮影ができる歯科用コンビームCTを導入しております。特にインプラント治療においては治療計画の段階で歯科用コンビームCTを使用することが術中/術後の合併症の予防に役立つだけではなく理想的な位置にインプラントを埋入するためにも有用であることもわかっています。

(Tyndall DA et al.; American Academy of Oral and Maxillofacial Radiology. Position statement of the American Academy of Oral and Maxillofacial Radiology on selection criteria for the use of radiology in dental implantology with emphasis on cone beam computed tomography. Oral Surg Oral Med Oral Pathol Oral Radiol. 2012 Jun;113(6):817-26. doi: 10.1016/j.oooo.2012.03.005. PMID: 22668710.)

デジタルマイクロスコープ(拡大術野映像システム)「μcam」

μcam(ミューカム)
機器の役割

インプラント周囲炎、歯周炎、デブライトメント、外科治療

患者さんへのメリット

術者側のメリットとして拡大視野での診療により「見える」ことによってより詳細な治療が可能となります。また、実際に行った処置に関して患者さんに動画で説明するツールとしても視覚化され患者さんにとってもわかりやすく非常に有用なツールです。

オートクレーブ「IC Clave」

機器の役割

細部までの確実な滅菌

患者さんへのメリット

歯科医院は血液を介した処置も多く、感染のリスクがありますので、スタンダードブリコーションの考え方に基づきJIS規格と、厳格とされるヨーロッパ規格(EN13060・クラスB基準)に適合したクラスBオートクレーブを当院では導入しております。当たり前のことなのですが、これにより患者さんや当院スタッフヘ、より清潔な診療環境を整備しております。

IC Clave

オペ室

オペ室
アピールポイント

オペ室として出来るだけ患者さんが不安を感じないようにプライバシーに配慮した個室で長時間の手術でも快適な環境を整備しております。

完全個室

アピールポイント

日本では隣の人の声が聞こえたり、隣の治療の音が聞こえたり、歯科用チェアが横並びに所狭しと並んでいる歯科医院が多いと思いますが、当院は全ての診療室がプライバシーに配慮した完全個室となっておりますので、隣の声が聞こえたりなどないように、または来院してからお帰りになるまで人に出来るだけ会うことがないように配慮されています。

完全個室

さらに、新型コロナウィルス感染症予防や新たな感染症などの予防的観点からも、個室のため換気や患者さんごとの部屋の消毒がしやすい体制となっておりますので、安心してお越し下さい。

A-DECチェア

A-DECチェア
アピールポイント

当院では歯周病の治療・メインテナンス・手術を十分な時間をかけて丁寧に行っており、患者さんが長時間座っていても横になっていても快適な環境を提供したいという思いから、A-decの歯科用チェアを導入しています。

私もアメリカ留学時代に使用していて多くの患者さんからも快適さに関してポジティブなフィードバックを頂いておりました。

さらに、開業するにあたり様々な歯科用チェアを見て周り座ったりしましたが、圧倒的にA-decの歯科用チェアが心地良かったことと自分の専門分野用にカスタマイズができるという点が他の歯科用チェアにはない特徴だと感じ導入に至りました。

そのため歯周病やインプラント治療に特化したカスタタマイズされた快適な歯科用チェアになっております。
また、当院が導入しているA-DECチェアのモデルは、国内での初導入となっております。

3. 痛みへの配慮

表面麻酔、伝達麻酔、浸麻、電動注射器、35Gの針により、患者様の痛みに配慮します。

痛みへの配慮

4. 十分な時間をかけたコミュニケーション、アクティブリスニング

患者様との会話

皆さんは十分な診査や説明なしに治療された経験はありませんか?患者さんからは、前の医院で「勝手に歯を削られた」「歯を抜かれた」という言葉をよく聞きますが、医療者側からは患者さんの同意なしで治療を行うことはないので、ちゃんと説明をしてから治療を行っているはずです。

しかしながら、なぜこのように「〜された」と患者さんは感じているのでしょうか?

これは医療者側と患者さん側の説明・同意や信頼関係にギャップが生じていると感じます。医療者側も人間なので患者さんとの相性は正直あるとは思いますが、当院では、患者さんがどのような経緯で歯科医院に来院されたのか、あるいはそこにあるストーリーは何かについて十分な時間をかけてコンサルテーションを行い患者さんとの信頼関係の構築に努めております。

また当院は全て自費診療のためコストもかかりますが、良い信頼関係を構築することは患者さんにとっても利益があると思います。

5.医院で普段行っている
その他のこと

担当衛生士制(○)
口腔内写真撮影(12枚)(○)
歯周炎リスク検査(○)
カリエスリスク検査(○)
X線写真16-18枚(○)
歯周組織検査:歯肉溝深さ・歯周ポケット値測定、歯肉退縮量、クリニカルアタッチメントレベル測定、プラークスコア、
Bleeding on Probing(歯肉出血の割合)、分岐部病変、動揺度(○)
口腔癌スクリーニング(○)
血圧測定(○)(来院された患者さんは毎回測定)
パノラマX線写真による骨粗しょう症
スクリーニング
※(パノラマX線写真撮影する人は全員)
糖尿病スクリーニング
※(リスクが高い・あるいはスクリーニングを受けた方が良いとガイドラインで定められている人のみ)
歯周炎リスク検査(○)

(○)のところは全員に行っている項目です

6. 医療連携

医院ロゴ

当院では歯周病とインプラント治療に特化した専門分化された医療を提供しておりますので、その他の治療は連携医院で行っていただきます。歯周病を学んだ医院と連携しておりますので、治療をご希望の方はご紹介させていただきます。

また、歯周病と糖尿病や骨粗しょう症などの全身疾患は関連性が報告されており、患者さんの全身の生活の質を考えると当院でのスクリーニング検査や専門医への紹介も非常に重要であると考えておりますので、医科との連携も行っております。

日本では骨太の方針2020によって、「病院と診療所の機能分化・連携等を推進しつつ、かかりつけ機能の在り方を踏まえながら、かかりつけ医・かかりつけ歯科医・かかりつけ薬剤師の普及を進める」ことや、「細菌性やウイルス性の疾患の予防という観点も含め、口腔の健康と全身の健康の関連性を更に検証し、エビデンスの国民への適切な情報提供、生涯を通じた歯科健診、フレイル対策・重症化予防にもつながる歯科医師、歯科衛生士による歯科口腔保健の充実、歯科医療専門職間、医科歯科、介護、障害福祉関係機関との連携を推進し、歯科保健医療提供体制の構築と強化に取り組む」ことを目指しています。

これらの達成を目指しつつ患者さんの利益や生活の質(QOL)を優先させたコミュニティベースの歯科医療・連携医療を行うために、当院では歯周病とインプラント治療に特化した専門分化された医療を提供しております。

診療所の機能分化・連携・歯科医療専門職間・医科歯科連携を目指して、その他の治療は連携医院で行っていただきます。同様なコンセプトを共有し歯周病を適切に学んだ以下の医院と連携しておりますので、治療をご希望の方はご紹介させていただきます。

笑っているおじさん

下記以外の医院もお住まいの地域によってはご紹介できますので、お気軽にお声掛け下さい。

連携医院

※医院名をクリックし各医院のHPへ
アクセスできます。

また、歯周病と糖尿病や骨粗しょう症などの全身疾患は関連性が報告されており、患者さんの全身の健康や生活の質を考えると当院でのスクリーニング検査や専門医への紹介も非常に重要であると考えておりますので、下記の医院との医科連携も行っております。

院内紹介

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