大分市末広町の歯医者
医療法人 岸本歯科 
大分ペリオデンタルオフィス

大分駅からすぐ

2021年
3月

新規OPEN

準備中

Newsお知らせ

2021年3月に
医療法人 岸本歯科 
大分ペリオデンタルオフィスは
開院します。

Message from Doctor院長からのご挨拶

医療法人 岸本歯科 大分ペリオデンタルオフィス

岸本 隆明

ご挨拶

はじめまして、アメリカ歯周病・インプラント外科専門医の岸本 隆明です。

私は大分で生まれ大分で育ち、歯科医師である祖父や父の背中を追いかけて長崎の地で歯科医学を学びました。歯科医師となり、患者さんの治療を経験する中で、歯周病に対する疑問やその治療に興味を抱き、長崎大学大学院医歯薬学総合研究科では歯周病におけるメカニズムの研究に携わりました。

その後、父がオクラホマ大学補綴科に留学していたこともあり、自分も世界基準の歯周病やインプラント治療を学びたいとの思いからアメリカインディアナ大学の歯周病科Postgraduate program(歯周病科大学院専門医過程)で3年間、患者さんの治療を通して臨床医として歯周病の治療やインプラント治療を学びました。卒業時には学年で優秀な成績を残した学生の中から選ばれるアワードを2つ受賞することができました。





アメリカ歯周病学会によると、歯周病専門医は“歯周病の予防、診断、その治療とインプラント外科に特化した歯科医師である”と定義されています(1)。歯周病治療には 様々な治療が含まれており、歯ぐきの退縮をカバーする根面被覆術や歯の周りの組織の再生療法など多岐にわたります。

また、重度の歯周病や侵襲性の歯周病に加えて分岐部病変やインプラント周囲炎も、歯周病専門医が管理するべき疾患としてアメリカ歯周病学会により推奨されています(2)。これらの治療には高度な専門知識と臨床経験が必要なだけではなく、患者さんの良好なブラッシング、定期的な来院と患者さんごとのリスク管理が必要不可欠です。その上で患者さんの長期的な口腔健康の維持と向上を目指しています

日本とアメリカでは制度や文化の違いがあり、治療の決定基準が異なるということをよく耳にしますが、現在、科学的な根拠のベースとなっているのは英語論文ですので、 科学的根拠における国別の違いは学問的にはないはずです。しかしながら、治療の選択や質には差があるのが現実です。

それと同時に、科学的根拠に基づいた治療(Evidence based dentistry, EBD)の実践には歯科医師の臨床経験や専門知識、患者さんの希望、最新の科学的な根拠が重要であり、これらすべての要素が治療の意思決定を左右します(3)。

そこで、科学的な根拠に基づいた正確な情報を提供し予知性の高い治療を行い、院長の理念を引き継ぎながら患者さんの生活の質(クオリティオブライフ:Quality of Life, QOL)の向上に寄与していきたいと思っております。

References:

1.https://www.perio.org/consumer/
periodontist2.htm

2.Krebs KA, Clem DS 3rd; American Academy of Periodontology. Guidelines for the management of patients with periodontal diseases. J Periodontol. 2006 Sep;77(9):1607-11.
3.http://ebd.ada.org/en/about?source=promospots&medium=ebdrotator

経歴

1983年
大分県大分市生まれ

2001-2007年
長崎大学歯学部卒業 (DDS取得)

2007-2008年
長崎大学付属病院研修医室勤務

2008-2012年
長崎大学歯周病科大学院終了(PhD取得)

2012-2013年
岸本歯科勤務、日本歯周病学会認定医取得

2014-2017年
インディアナ大学歯周病科大学院専門医課程を首席で卒業
postgraduate program修了 (MSD取得)
The Henry M. Swenson Award受賞
E.Brady Hancock Resident Award受賞

2017年〜
岸本歯科にて歯周病・インプラント外科を専門に勤務

2018年
アメリカ歯周病学ボード認定専門医取得
(Diplomate, American Board of Periodontology)
(日本国内に十数名、大分県内では1人だけ)

2018年〜
長崎大学歯学部臨床准教授

2018年〜
Oita Periodontics Education主宰:大分で歯科医療従事者や医療従事者への歯周病学教育を介して患者さん中心の利益を促進させ、連携医療を通して超高齢社会における新たな歯科医療コミュニティモデルを構築することを目的としています(2020年は大分県内の14歯科医院が参加)

国内外の学会で発表・プレゼンテーション

準備中

Clinic concept医院のコンセプト

Who We Are:

Since 1980: 私たちは、大分市で1980年から地域に根差して開業してきた岸本歯科(南津留)の分院として、新たに開院した歯周病とインプラント治療に関連する治療のみを専門的に行なっている診療室です。 地域の皆様が多様性のある歯科医療をご自身で主体的に選択できる様に、より専門分化された診療室となっています。

大分ペリオデンタルオフィスの“ペリオ”とはPeriodontitis(ペリオドンタイティス=歯周病), Periodontist(ペリオドンティスト=歯周病専門医)の接頭語であり、歯周病(Periodontitis) は”Peri-=「周り」, odont=「歯」, itis=「炎症」“を意味しています。

我々大分ペリオデンタルオフィスは「予防・歯周病治療」と「教育・啓蒙」の2つの柱を中心に地域に貢献していくことを目的としています。 「予防・治療」に関しては、アメリカ歯周病専門医による歯周病の予防・治療によって直接的に患者さんの口腔健康の向上を、「教育・啓蒙」には患者さんへの適切な歯周病に対する直接的な教育・啓蒙によってその患者さんや周りのご家族へのヘルスリテラシーを間接的に向上させ、また、適切な歯周病に関する情報発信によって地域の多くの人々に歯周病に関する啓蒙を行っていきます。

今までに多くの方々のサポートがあり今の自分があると思っていますので、地元である大分への社会貢献や人材育成などにも貢献していきたいと考えています。 特に若い歯科医師や衛生士の育成は大分の歯科医療の質の向上に最終的には繋がっていくと思いますので、大分の歯科医院と連携して少しでも寄与していきたいです。

実際に、同じようなコンセプトや志を持った大分の歯科医院とOita Periodontics Educationというコミュニティを2018年から構築し、3年間継続して歯科医療従事者への教育を行なっています。 また、母校である長崎大学歯学部でも臨床准教授として月に1回研修医と大学院生など次世代を担う若い歯科医師へ臨床教育をしております。

地域の人々にも、「歯周病と全身疾患」というテーマで大分合同新聞の朝刊に13回連載を行なったり、患者さんのためのセミナーを行なったりして啓蒙活動も継続して行なっております。

- For Your Smile:

食べることや笑うことによって患者様に人生を楽しんでいただくために、病気の予防や治療を通して長期的にあなたの生活の質を維持、向上することに我々は貢献していきます



- Why We do: なぜ歯科で専門医のオフィスが必要なのでしょうか?

歯科には専門分野がいくつもあるのをご存知ですか?また、皆さんは歯科にいくつの専門分野があると思いますか?

歯科医学を振興することによって歯科医療を向上し、国民及び人類の福祉に貢献することを目的とする学術研究組織である日本歯科医学会には合計で43もの専門・認定分科会(25の専門分科会と18の認定分科会)が存在してい
ます。

それぞれの学会が認定医や専門医制度を有しており、同じ学問分野でもいくつか学会が存在しておりそれぞれが違う基準の専門医制度を持っています。

このような専門資格を有している歯科医師のどのくらいが専門分野だけの歯科医療を提供しているでしょうか?正確にはわかりませんが、矯正歯科分野以外は、専門資格を有している歯科医師でも専門外である他分野の歯科治療を提供している場合が多いと思われます。

歯科医院に行けばそこで全ての治療が完結するのが当たり前なのでしょうか?アメリカでは2020年時点で12の専門分野がアメリカ歯科医師会( National Commission on Recognition of Dental Specialties and Certifying Boards)によって認可されています。欧米では専門資格を有した歯科医師は、自分の専門分野に特化した治療に専念していることがほとんどです。

その理由の1つは、数多くある歯科分野の1つでさえも医学情報は莫大で近年加速度的に蓄積され変化しており、高いレベルで知識や技術をアップデートしていく必要があるからです。それが患者さんの利益に繋がると私は考えます。

さらに、アメリカでは各専門医の社会的認知度も高く、歯周病専門医は“歯医者”ではなく“ペリオドンティスト”として広く認知されています。日本でも歯医者だけではなく歯周病専門医や歯内療法専門医などの各分野の専門医の認知度がより広がっていく事で患者さんの利益につながり、患者さんにとって主体的に治療・医院を選択できる選択肢も広がっていくのではないかと考えます。

では日本でどのくらいの歯科医師が専門資格を有しているか
ご存知ですか?

欧米では専門分化された歯科診療所が連携して質の高い医療を提供していますが、なぜ日本ではそのようなスタイルで治療が提供されていないのでしょうか?「平成30(2018年)医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」によると、歯科の一般診療所における広告可能な専門医の割合はわずか3−4%です。つまり96-97%の歯科医師は広告可能な専門資格を有していません。

どの歯科医院のホームページを見ても「歯周病」というワードが出てきますが、患者さんはどのように信頼できる歯科医院を選択しているのでしょうか?その一方で、2035年の厚生労働省の保険医療2035提言書では、2035年に向けた課題として疾病構造の複雑化や多様性、専門細分化などが課題として挙げられています。

同様に、「関係するサービスや専門職・制度間での価値やビジョンを共有した相互連携を重視し、多様化・複雑化する課題への切れ目のない対応をする時代への転換」を目指しています。

我々は専門分野に特化した歯科医療を提供し、他分野の得意分野や専門分野を有する地域の歯科医院や医科と連携しながら、時代の変革や我々のビジョンに沿って継続的な新しい歯科医療の価値を患者さん自らが主体的に選択できる1つの重要な選択肢となることを目指しています。

Board-certified Periodontistアメリカ歯周病専門医について

歯科の場合の海外留学には、大きく分けて研究留学と臨床留学とがあります。日本の歯科医師の“留学”は前者の研究留学であることがほとんどです。

この場合は、海外で患者さんの治療などは行わずに研究のみを行なっています。
また、海外での数日間研修コースなどはお金を払えば誰でも受けることができるものです。

一方で、アメリカの臨床留学の専門医プログラムでは、授業や試験とプレゼンテーション、患者さんの治療を通して2−4年間週5日間専門分野のみ集中して学ぶというものです。 つまりもう一度、大学に通い直すという感じです。卒業するためには患者さんの症例をある一定数クリアする必要があり、様々な治療に対して指導教官の審査をクリアする必要があります。

この数年間のプログラムを卒業した歯科医師のみが専門医となれるのです。また、アメリカの場合は歯科医師の社会的地位が高く人気の職業であるため、歯学部や専門医プログラムに入ることは非常に難しいといわれています。

さらにはこの専門医プログラムはアメリカ歯科医師会から認定されておりプログラムの質や施設基準なども管理されています

一方で、日本の専門医制度は新たに大学に通い直すなどは必要なく、開業医でも基準を満たせば診療しながら取得できます。さらに、同じ学問分野でもいくつかの学会が存在している分野もあり、それぞれが異なる基準の専門医制度を有しています。

日本の専門医の先生の中には本当に素晴らしい技術や知識を有している先生もたくさんいらっしゃいますが、アメリカの専門医制度と日本の専門医制度との大きな違いは、アメリカの専門医制度では専門医全員が数年間の専門医プログラムを卒業しているため教育の質にばらつきが少ないことだと思います。

また、同じ専門医プログラムを卒業した教授に指導を受けることができるので、教える側の教育の質も高いと思います。

アメリカ歯周病専門医に求められるものは?

Cobbらの報告によると1980年と2000年のアメリカの3つの州(ミズーリ、アリゾナ、フロリダ)において、歯周病治療を目的に一般開業医から歯周病専門医へ紹介された患者さんの特徴を比較した結果、疾患の重篤度、欠損歯数、抜歯を予定された歯の数は20年間で増加していたことがわかっています。

この結果は近年の治療の多様性と専門医への紹介の遅れが歯周病の病態の悪化に影響を与えている可能性が示唆されています。(Cobb CM et al. Periodontal referral patterns, 1980 versus 2000: A preliminary study. J Periodontol 2003;74:1470-1474.)

同じグループによって報告された2006年のDockterらの報告では、ミズーリ州、カンザスシティにて一般開業医から歯周病専門医へ紹介された100人の患者さんについて調べた結果、74人は重度慢性歯周炎と診断され、29.8%は歯周病専門医によって2歯以上の抜歯を計画されたことが報告されています。このことは本来歯を残すための技術や知識を持っている歯周病専門医のオフィスに来た時点でそれらの知識や技術が使えないほど重度に歯周病が進行していることを想像させます。

また、興味深いことに一般開業医での歯周病治療は病気の重症度によって変化しなかったことも明らかになりました。(Dockter KM et al. Relationship between prereferral periodontal care and periodontal status at time of referral. J Periodontol. 2006 Oct;77(10):1708-16.)

つまり、地域における適切な歯周病の診断、適切な歯周病治療、適切なタイミングでの歯周病専門医への紹介が非常に重要であるということです。

実際に、私も3年前に日本に帰国して以来、もっと早く自分のところに来てくれていれば助けられたのにという患者さんを何人も診てきました。 このような患者さんを少しでも減らしたいという思いから歯周病専門医は地域の人々の歯周病の啓蒙をし、地域の一般開業医や歯科医療従事者を教育し適切に連携することで初めて患者さんの本当の利益に還元することができると私は考えます。

また、口の中が健康な人や歯肉炎の人、あるいは軽度の歯周炎の人や歯周病のリスクが低い人を歯周病専門医が診てもあまり一般開業医での治療と違いがないと思われます。

中程度から重度の歯周病の患者さんや若くして歯周病になるようなリスクの高い患者さんに対して歯周病専門医の技術や知識が歯を残すために非常に価値があると考えます。

アメリカ歯周病専門医ならできる難しい症例について

アメリカ歯周病学会の歯周病のマネージメントに関するガイドラインによると、患者さんの利益を中心に考えた一般開業医と歯周病専門医の連携を推奨しています。

全身疾患を有する患者さんや歯周病のリスクがある患者さん、さらには医科的・環境的なリスクがある患者さんについては一般開業医と歯周病専門医が協力・連携しながら診療することを勧めています。

一方で、歯周病専門医によって治療が行われ患者さんに利益があると考えられるのは、重度の歯周炎、侵襲性歯周炎(年齢の割に歯周病の進行が早い患者さん)、分岐部病変(歯の根の間にできる歯周病で歯の喪失に大きく関わる病態)、垂直性骨欠損に対する治療、アブセスや急性期の歯周病、顕著な根面露出と進行性の歯肉退縮、インプラント周囲炎が挙げられています。(Krebs KA, Clem DS 3rd; American Academy of Periodontology. Guidelines for the management of patients with periodontal diseases. J Periodontol. 2006 Sep;77(9):1607-11.)

Clinic Features医院の特徴

アメリカ歯周病専門医について

アメリカ歯周病専門医ならでは重度歯周病、インプラントなどの治療を提供しています。

医療機器・設備

当院では完全個室、歯科用コンビームCT、デジタルマイクロスコープ(拡大術野映像システム)、ペリオ治療用A-DECチェアなどを完備しています。

痛みへの配慮

表面麻酔、伝達麻酔、浸麻、電動注射器、35Gの針により、患者様の痛みに配慮します。

十分な時間をかけたコミュニケーション、
アクティブリスニング

最低1時間は時間を取ってコンサルテーションをしております。

よく患者さんからは、前の医院で「勝手に歯を削られた」「歯を抜かれた」という言葉を聞きますが、医療者側からは患者さんの同意なしで治療を行うことはないので、ちゃんと説明をしてから治療を行っているはずです。しかしながら、なぜこのように「〜された」と患者さんは感じているのでしょうか?

これは医療者側と患者さん側の説明・同意や信頼関係にギャップが生じていると感じます。医療者側も人間なので患者さんとの相性は正直あるとは思いますが、当院では、当たり前のことですが治療前に考えうる可能性を説明し、患者さんの同意を得てから治療を行っています。患者さんがどのような経緯で歯科医院に来院されたのか、あるいはそこにあるストーリーは何かについて十分な時間をかけてコンサルテーションして、患者さんとの信頼関係の構築に努めております。

日本の保険診療中心の歯科医院では治療単価が安く多くの患者さんを診察する必要があるので、診療時間も少なく時間をかけて説明をすることができていない医院も中にはあるのではないかと思われます

皆さんも説明がなく治療をされたような経験はありませんか?

当院は全て自費診療のためコストは多少かかりますが、良い信頼関係を構築することは患者さんにとっても利益があると思います。

医院で普段行っているその他のこと

・担当衛生士制(○)
・口腔内写真撮影(9枚から13枚)(○)
・歯周炎リスク検査(○)
・カリエスリスク検査(○)
・X線写真14枚法(○)
・歯周組織検査:歯肉溝深さ・歯周ポケット値測定、歯肉退縮量、クリニカルアタッチメントレベル測定、プラークスコア、Bleeding on Probing(歯肉出血の割合)、分岐部病変、動揺度(○)
・口腔癌スクリーニング(○)
・血圧測定(○)
(来院された患者さんは毎回測定)
・パノラマX線写真による骨粗しょう症
スクリーニング
※(パノラマX線写真撮影する人は全員)
・糖尿病スクリーニング
※(リスクが高い・あるいはスクリーニングを受けた方が良いとガイドラインで定められている人
のみ)

(○)のところは全員に行っている項目です

医療連携

当院では歯周病とインプラント治療に特化した専門分化された医療を提供しておりますので、その他の治療は連携医院で行っていただきます。歯周病を学んだ医院と連携しておりますので、治療をご希望の方はご紹介させていただきます。

また、歯周病と糖尿病や骨粗しょう症などの全身疾患は関連性が報告されており、患者さんの全身の生活の質を考えると当院でのスクリーニング検査や専門医への紹介も非常に重要であると考えておりますので、医科との連携も行っております。

Clinic医療機器・設備

医療機器・設備参考資料:

歯科用コンビームCT「Veraview X800」:
(Tyndall DA et al.; American Academy of Oral and Maxillofacial Radiology. Position statement of the American Academy of Oral and Maxillofacial Radiology on selection criteria for the use of radiology in dental implantology with emphasis on cone beam computed tomography. Oral Surg Oral Med Oral Pathol Oral Radiol. 2012 Jun;113(6):817-26. doi: 10.1016/j.oooo.2012.03.005. PMID: 22668710.)