インプラントは「人工の歯」ですが、それを支えているのはご自身の「骨」と「歯ぐき」です。米国歯周病学ボード認定医(Diplomate)は、まさにその「歯を支える土台(歯周組織)」のスペシャリストです。当院でインプラント治療を受けていただくメリットとして、以下の4点が挙げられます。
安心・安全なインプラント治療
なぜ、アメリカ歯周病・インプラント専門医のインプラント治療が
優れているのか?
アメリカ歯周病・インプラント専門医は、インプラント学に関する座学や多くの治療計画や症例発表と実際の患者さんのインプラント治療を通して3年間専門的なトレーニングを米国で受けており、アメリカ歯周病学会ボード認定専門医のサーティフィケートには
「歯周炎とインプラント外科に関する理論とその実践において高度な知識・技術・経験と十分なエビデンスを有する」
と記されています。
同様に、通常のインプラント治療だけではなく、インプラント周囲炎などのインプラント治療の合併症についてもアメリカ歯周病学会の治療ガイドラインではインプラント周囲炎は歯周病専門医によって治療されることを推奨しています。
アメリカ歯周病専門医とは?
米国歯周病学ボード(ABP)認定医は、米国の歯周病専門医プログラム(3年間)を修了した歯科医師の中でも、さらに厳しい筆記・口頭試験を突破した者にのみ与えられる資格です。米国の専門医制度において到達できる最高位の称号であり、2026年1月現在、日本国内での保有者はわずか14名に限られています。
米国歯周病学ボード(ABP)
米国歯周病学ボード(ABP)は、アメリカにおける歯周病・インプラント治療の質を統括する専門機関です。その最高位である「Diplomate(ディプロメート)」の称号は、専門医プログラム修了後の厳しい試験を突破した者にのみ与えられ、その技術と知識が国際的な水準にあることを客観的に証明するものです。
「更新制」が保証する、最新の知見
この資格の最大の特徴は、「6年ごとの更新」が義務付けられている点に加え、現在は画期的な1年ごとの継続学習システムが導入されています。医療の世界は日進月歩です。Diplomateであり続けるためには、常に最新の医学論文や治療技術を学び続け、自己研鑽を積んでいることを証明し続けなければなりません。当院が提供するのは、過去の経験則だけでなく、現在進行形の医学的根拠に基づいたインプラント治療です。
四半期ごとの知識確認
Diplomateであり続けるためには、年間を通じて定期的に(四半期ごとに15問、年間60問)、最新の臨床知識を問う試験に回答し続ける必要があります。
「即戦力の知識」
これは一夜漬けの勉強で受かるものではなく、「常に頭に入っているべき、現場で即座に使える最新知識」を持っているかを厳しくチェックされる仕組みです。
※米国歯周病学ボードのウェブサイト上で当院院長がDiplomateとして検索できます。
米国歯周病学ボードのウェブサイトはこちら
インプラントと歯周病の関係性
なぜ、インプラントに歯周病の
専門性が必要なのか?
インプラント(人工歯根)を「家」とするなら、それを支える顎の骨と歯ぐきは「地盤」です。どれほど立派な家を建てても、地盤が緩ければ家は傾き、崩れてしまいます。
実は、インプラントを失う最大の原因は、歯周病と同じ細菌によって引き起こされる「インプラント周囲炎」です。米国歯周病学ボード認定医(Diplomate)は、この「地盤(歯周組織)」と「感染制御」のスペシャリストです。「ただ埋めるだけ」ではなく、「生涯にわたって崩れない環境を作ってから埋める」ことが、私たちのインプラント治療の定義です。
米国歯周病学ボード認定医は、以下の分野におけるスペシャリストとしてのトレーニングを受けています。
- 徹底した炎症コントロール:
手術前に口内環境を整え、インプラント周囲炎のリスクを最小限に抑えます。 - 高度な組織再生(GBRなど):
骨や歯ぐきが不足している難症例において、それらを再生させる技術を持っています。 - 長期的なメンテナンス:
治療後も、インプラントを数十年単位で維持管理するための専門的なケアを提供します。
インプラントは「どこに埋めるか」だけでなく、「いかに守り続けるか」が重要です。世界基準の知識を持つ専門医として、患者さんの大切なインプラントを可能な限り長い間守り抜くパートナーでありたいと考えています。
米国歯周病学ボード認定医が行う
インプラント治療の4つのメリット
インプラントの天敵
「インプラント周囲炎」による
リスクを最小化
インプラント治療の失敗原因として多く報告されているのが、細菌によって誘導される「インプラント周囲炎」です。米国歯周病学ボード認定医は、細菌・炎症コントロールのプロフェッショナルです。
術前の環境整備
手術前に徹底した歯周病治療を行い、お口の中のリスクを最小限にしてから手術を行います。
術後の管理
インプラント独自の患者さん固有のリスクに沿ったメンテナンスプログラムにより、長期的な安定を目指します。「入れた後もずっと守ってもらえる」という安心感が最大のメリットです。
「骨がない」難症例でも、
骨を再生させて治療が可能
他院で「骨が薄くてインプラントは無理」と断られた方でも、諦める必要はありません。認定医は、失われた骨を再生させる「GBRやサイナスリフトなどの骨造成術」の高度なトレーニングを受けています。インプラントを埋入するための十分な土台を再建し、安全に治療を行える可能性が高まります。
「見た目」の美しさへのこだわり
インプラント治療のゴールは「噛めること」だけではありません。「自然な見た目」も重要です。特に前歯のインプラントなどでは、歯ぐきのラインが下がって金属が見えてしまう等のトラブルが起きがちです。認定医は、歯ぐきの移植(結合組織移植術など)や形成テクニックを駆使し、「歯だけでなく、歯ぐきの形も美しく整える」ことで、天然歯と見分けがつかない仕上がりを目指します。
世界標準の「エビデンス(科学的根拠)」
に基づいた治療計画
米国歯周病学ボード認定医は、資格維持のために継続的な学習と更新が義務付けられています。そのため、常に世界の最新論文や臨床データに基づいた治療を提供します。 「昔からの勘」や「自分の経験則のみ」ではなく、「科学的に成功率が高いと証明された方法」を選択するため、不必要なリスクを避け、確実性・再現性の高い治療を受けることができます。
骨がなくてインプラントできない
と言われた方へ
当院では、サイナスリフトや、ソケットリフト、GBRなどの治療方法がございますので、他の医院様に「骨がないのでインプラントできません」と言われても、当院でインプラント治療を受けられる可能性がございますので、まずはご相談ください。
サイナスリフト
(ラテラルアプローチ)
歯を抜いた後に、上顎洞底が下がってしまった患者さんに対してインプラント治療を行う時にサイナスリフトを併用して治療を行います。サイナスリフトには主にクレスタルアプローチとラテラルアプローチがあります。
インプラント埋入を同時に行うことができる場合もありますが、骨の高さや量が少ない場合などは骨ができるまで待ってからインプラント治療を行っていく場合もあります。当院ではモダンインプラントで成績が良好となるような根拠に基づいて治療に用いる材料の選択やサイナスリフト治療のアプローチ選択をしております。
ソケットリフト
(クレスタルアプローチ)
歯を抜いた後に、上顎洞底が下がってしまった患者さんに対してインプラント治療を行う時にソケットリフトを併用して治療を行います。インプラントが安定して固定できる範囲の骨が周りにあるけれど標準的なインプラント長さを埋入できる程の骨の高さが足りない場合に、ソケットリフトという上顎洞底を上げて骨を作るようなアプローチを用います。
当院ではモダンインプラントで成績が良好となるような根拠に基づいて治療に用いる材料の選択やソケットリフト治療の選択をしております。
GBR
GBRとはGuided bone regeneration(ガイデッドボーンリジェネレーション、骨誘導再生)の略で、インプラントをするための骨がない場合に骨を作ったり、インプラント周囲に骨を作ることです。一般的には骨となる材料と膜を使用して骨を誘導する治療方法のことを指します。
また、骨がどのくらい無くなっているかによって使用する材料やテクニック・治癒期間は異なります。骨がないのでインプラント治療ができないと言われた患者さんにもこの治療を行うことでインプラント治療が可能になります。
インプラントの失敗が不安な方
インプラント治療の失敗や治療後の合併症に関連するリスクには様々な要因が報告されておりますが、当院では、それらのリスクをできる限り排除した状態でインプラント治療を行っております。それらのリスクに関する医学情報は近年アップデートされて蓄積されて昔のデータと変化してきております。
アメリカ歯周病・インプラント専門医は、インプラント治療の失敗や合併症に関するリスクに関しての知識・技術をアップデートしていくことで、出来るだけ最新の的確な医学情報に基づいて患者さんにご説明しております。
その中には、歯科医院サイドでコントロールできない要因などもありますが、ご自身の体の一部である大切な歯やインプラントを長期的に機能的に健康な状態に保つために患者さんにご協力いただく必要がある要因もいくつか含まれております。
前歯のインプラント治療
前歯のインプラント治療は骨の厚みや歯ぐきの厚みや形の違い、さらには顔と唇・歯や歯ぐきの位置のバランスなどによって治療の難易度や方法が変わってきます。
つまり、その人に合った治療法を選択する必要があるということです。歯を抜くときにインプラントを埋入することができる人もいれば、骨がなくてインプラントが埋入できないのでまず骨を作ってからある一定期間待って治療を行っていく必要がある人もいらっしゃいます。
一般的に、前歯のインプラント治療はその骨と歯ぐきの薄さから、臼歯部よりも難易度が高いことが多いです。アメリカ歯周病インプラント専門医は、インプラントするための骨を作ることや歯ぐきのマネージメントをするための知識や技術を習得するトレーニングを受けておりますので、他院でインプラントができないと言われた方などご相談下さい。
| インプラントの治療リスク | 治療後は周囲炎の可能性があるためメンテナンスが必要となります。 |
|---|
インプラントの寿命
インプラントは人工物ですが、口の中という細菌が多く存在する環境下ではプラークなどを患者さんが継続的に排除していただけなければ炎症を引き起こしてしまい歯ぐきや骨に悪影響を及ぼしてしまうため「一生持つ」という保証はありません。しかし、世界的な研究データ(エビデンス)において、非常に高い生存率が証明されています。
科学的根拠
(システマティック・レビュー)
によるデータ
多数の論文を解析した信頼度の高い研究(システマティック・レビュー)によると、インプラントの10年生存率は以下の通り94.6%と報告されています。
2015年に発表された包括的なシステマティック・レビューによると、インプラント治療から10年経過した時点での生存率(お口の中に残っている確率)は「94.6%」と報告されています。
※出典:Moraschini V, et al. Evaluation of survival and success rates of dental implants reported in longitudinal studies with a follow-up period of at least 10 years: a systematic review. Int J Oral Maxillofac Surg. 2015.
インプラントの寿命を延ばすには?
インプラント周囲炎の
リスクをコントロール
一番重要なことはインプラント周囲炎(骨が溶ける病気)のリスクをコントロールし続けることです。この病気は細菌が原因ですので、患者さんに合ったセルフケアを毎日適切に行うこと+専門的知識・技術を有した歯科医師・歯科衛生士のいる歯科医院でのメインテナンスが最も重要です。
2014年の大規模な研究報告によると歯周病になっている人はインプラント喪失リスクが約1.89倍高いことがわかっています。
※出典:Chrcanovic BR, et al. Periodontitis as a risk factor for long-term implant failure: a systematic review and meta-analysis. Clin Implant Dent Relat Res. 2014.
インプラントが抜け落ちる手前の段階である「インプラント周囲炎(骨が溶ける病気)」になる確率は、さらに高い相関があります。
歯周炎の既往がある患者は、インプラント周囲炎を発症するリスクが有意に高い(オッズ比 2.17倍)とされています。
※出典:Sgolastra F, et al. Risk factors for peri-implantitis: a systematic review. J Periodontol. 2015.
専門的知識・技術を有した
歯科医師・歯科衛生士の
メインテナンスの重要性
インプラント周囲炎の予防
インプラント周囲炎はほとんどの場合患者さんの症状なく進行することが多いです。つまり患者さんが気づいた時には、かなり骨が溶けてしまっていることもあるということです。しかしながら、我々はまだ骨が溶けていない状態から今後進行するかもしれないリスクを評価できますし、早期にそれらのリスクを発見することができれば健康な状態に戻すこともできます。ですので症状がなくても困ったことがなくても専門医オフィスに通院してメインテナンスをすることが病気の予防に繋がるのです。
インプラント治療後に「定期的なメンテナンスに通ったグループ」と「通わなかったグループ」を5年間にわたり追跡調査したデータがあります。
【引用データ:メンテナンスと周囲炎の関連】
インプラント周囲炎(インプラントの歯周病)の発症率は以下の通り報告されています。
・定期的にメンテナンスを受けた群:18.0%
・メンテナンスを受けなかった群:43.9%
つまり、メンテナンスを中断してしまうと、インプラント周囲炎になるリスクが「約2.5倍」に跳ね上がることが示されています。
※出典:Costa FO, et al. Peri-implant disease in subjects with and without preventive maintenance: a 5-year follow-up. J Clin Periodontol. 2012.
米国歯周病専門医のオフィスでのメインテナンスの重要性
もしもインプラント周囲の骨が溶けてしまった場合でも、米国歯周病専門医による治療が推奨されています。
2006年に発表された「歯周病患者のマネジメントに関するガイドライン」において、患者さんの状態は重症度やリスクに応じて3つのレベルに分類されています。
この中で、「インプラント周囲炎」は、最も専門的な介入が必要とされる「レベル3」に分類されています。
レベル3の定義
歯周病専門医によって治療されるべき患者。
つまり、米国歯周病学会の基準では、インプラントの炎症や骨の喪失が見られる場合、一般歯科での対応ではなく、専門医による治療が強く推奨されています。
※出典:Guidelines for the Management of Patients With Periodontal Diseases. J Periodontol 2006;77:1607-1611.
喫煙・糖尿病と
インプラント治療のリスク管理
2025年AO/AAP
コンセンサス会議報告に基づく
最新エビデンス
喫煙や糖尿病に関しても以下のようなことが2025年米国インプラント学会(AO)と米国歯周病学会(AAP)による合同コンセンサス会議によって記載されています。
インプラントを一生涯使い続けるためには、お口の中だけでなく、全身の健康状態や生活習慣の管理が不可欠です。当院では、2025年に発表されたAO/AAPコンセンサス会議の最新ガイドラインに基づき、科学的根拠のあるリスク評価と対策を行っています。
1.喫煙:
科学的に証明された
「高リスク」要因
最新のシステマティックレビューおよびメタ解析において、喫煙はインプラント周囲炎(インプラントの歯周病)の重大なリスク指標であることが再確認されました。
リスクの高さ
最新の研究データ(メタ解析)によると、喫煙者は非喫煙者に比べて、インプラント周囲炎になるリスク(オッズ比)が「2.27倍」高いことが示されています。また、現在喫煙している、または禁煙して10年未満の方は「高リスク」に分類されます。
なぜ悪いのか
喫煙は、歯ぐきのバリア機能や免疫機能を低下させ、インプラント周囲の細菌叢を悪化させる可能性があることが分かっています。これにより、感染に対する抵抗力が弱まり、骨の吸収が進行しやすくなる可能性があります。
当院の対応
AO/AAPのコンセンサスでは、「インプラント治療を開始する前に禁煙すること」が強く推奨されています。当院では、患者さんの長期的な利益を守るため、禁煙のサポートや、喫煙者に対するより厳格なプラークコントロールを実施しています。
2.糖尿病:
コントロールが成否を分ける
糖尿病もまた、インプラント治療における重要なリスク因子です。しかし、「糖尿病だからできない」わけではありません。「コントロールされているか」が重要です。
リスクの高さ
2025年の報告において、糖尿病はインプラント周囲炎の有意なリスク指標とされ、そのリスク(オッズ比)は「2.31倍」であると報告されています。
専門家の合意
世界中の専門家が集まる会議において、95%の専門家が「コントロールされていない、またはコントロール不良の糖尿病は、インプラント周囲炎のリスクを高める」ことに同意しています。特に、HbA1c(ヘモグロビンA1c)が7%を超えるコントロール不良の状態は、炎症や骨の喪失リスクを著しく高める可能性があります。
当院の対応
当院では、医科と連携し、血糖コントロールの状態(HbA1c値など)を確認した上で治療計画を立てます。コントロールが不良な場合は、まず内科的治療を優先し、リスクが下がった段階でインプラント治療を行うという、安全第一の基準を設けています。
3.「リスク」を知ることが、
「長持ち」への第一歩です
喫煙習慣がある方や糖尿病の方にとって、インプラントは決して「不可能な治療」ではありません。しかし、健康な方に比べてリスクが高いことは、最新の科学データが示す紛れもない事実です。これらのリスクを術前にご説明しリスクをコントロールした上でインプラント治療をすすめていくことを当院ではお願いしております。
※引用文献
Galarraga-Vinueza ME et al. Prevalence, incidence, systemic, behavioral, and patient-related risk factors and indicators for peri-implant diseases: An AO/AAP systematic review and meta-analysis. J Periodontol. 2025.
Wang HL et al. AO/AAP consensus on prevention and management of peri-implant diseases and conditions: Summary report. J Periodontol. 2025.
骨造成(再生療法)とは?
「骨がない」と諦めていた方へ。
米国歯周病専門医による
土台作り
骨造成(GBR法など)の定義
インプラント治療を行うには、インプラント体(人工歯根)を支えるための十分な「骨の量」が必要です。骨造成とは、歯周病や抜歯によって失われてしまった骨を、自家骨(ご自身の骨)や骨補填材(代用骨)、メンブレン(人工膜)を用いて再生・増大させる治療法の総称です。
当院では「大分ペリオデンタルオフィス」の名の通り、歯周組織(骨と歯ぐき)の再生・修復を専門とする医療機関です。単にインプラントを埋めるだけでなく、そのインプラントが長期的に安定する「土台」を再建することも専門分野の1つとなります。
骨造成が必要なケース
・歯周病で重度に骨が溶けており、すでに他院にて抜歯して時間が経過している場合
・上顎洞に近い部位のインプラント
骨造成を行うメリット
「インプラント不可能」と言われた
ケースでも治療が可能になる
骨が痩せていることを理由に他院で断られた場合でも、骨を増やすことで標準的なサイズのインプラントを埋入できる可能性が高まります。
理想的な位置に
インプラントを埋入できる
「骨がある場所」に無理やり埋入するのではなく、「機能的・審美的に正しい場所」に骨を作って埋入することで、噛み合わせや見た目の仕上がりが向上します。
インプラントの
長期安定性につながる
十分な骨の厚みでインプラントを囲むことは、将来的な歯肉退縮(歯ぐき下がり)やインプラント周囲炎のリスクを低減させる可能性があります。
骨造成を行うデメリット・リスク
治療期間と回数が増える
骨が成熟するのを待つ期間(およそ数ヶ月〜半年)が必要です。また、骨造成とインプラント埋入を別の日に行う場合、手術回数が増えることがあります。
外科的侵襲(腫れ・痛み)のリスク
骨を造る範囲が広い場合、術後に腫れや痛み、内出血(青あざ)が生じる可能性があります。
感染による失敗のリスク
術後の感染管理が不十分な場合、造った骨が定着せずに細菌感染を起こし、全て除去しなければならないリスクがあります。
再生できないケースや複数回骨造成を
行う場合がある(限界)
骨の欠損形態によっては、どんなに高度な技術を用いても骨が再生しない可能性や何回か骨を作る処置をする必要がある可能性があります。
前歯のインプラントの治療例
症例1 : 右上の前歯が折れているのでインプラントにしたい
治療前の写真
治療後の写真
治療前のレントゲン
治療後のレントゲン
治療中の経過画像①
治療中の経過画像②
| 治療期間 | 5ヶ月 |
|---|---|
| 治療費 | 65万円 |
| 治療内容 | 右上中切歯インプラント埋入+骨造成+右上中切歯補綴治療 |
| 治療のリスク | 術後の疼痛・腫脹 術後の注意事項を フォローしない場合は 失敗の可能性が あります。 |
症例2 : 上の前歯がグラグラする
治療前の写真
治療後の写真
治療前のレントゲン
治療後のレントゲン
| 治療期間 | 5ヶ月 |
|---|---|
| 治療費 | 83万円(1本インプラント+被せ物2本) |
| 治療内容 | 右上中切歯インプラント埋入+骨造成+右上中切歯・左上中切歯補綴治療 |
| 治療のリスク | 術後の疼痛・腫脹 術後の注意事項を フォローしない場合は 失敗の可能性が あります。 |